国際サバメシ研究会!
Welcome to sabameshi.com !!
アルミの缶と米一合、アナタと炊きたいサバのメシ
サバメシとは何か?このサイトはそんなあなたの疑問に(きっと)お答えいたします。
サバメシ、真の目的
■□■災害のときにも、サバメシ、炊くべし?■□■
これまで2000人を超える方々とサバメシ体験を共にしてきましたが、そこで伝えてきたメッセージとは何でしょうか。
サバメシは、アルミ缶と牛乳パックでご飯を炊こう!という、いわば一種の非常時の炊飯体験ではありますが、サバメシさえ知ってさえいれば被災後の生活がどうにかなる、というほど優れたアイディアではありません。ましてや、災害に備えてサバメシの道具を準備しよう!というのは、まったくオススメできません。では、サバメシは、いったい私たちに何を教えてくれるのでしょうか。
■□■サバメシ、3つの目的■□■
サバメシを通して伝えたいこと、感じてほしいことはたくさんあるのですが、その中でもこの3つがポイントになります。これをうまく伝えることができれば、ご飯が炊けなくても、サバメシは成功です。
まず一つ目は、災害時は知恵と工夫で生き残れ、という根性です。その辺に捨ててあるアルミ缶でも、使い方を工夫すればこんなにおいしくご飯ができる!という感動を味わって、困った時は代わりになる道具を見つけたり、作り出していこう!という強さがあるといいですね。
もう一つは、特に子どもたちに向けてなのですが、カッター、はさみ、缶きり、そして火の取り扱い、といった、人間として生きるための基礎技術を、実際の作業を通して習得してほしいと思います。刃物や火を、危険だから使わない、というのではなく、大人が安全な使い方と絶対にやってはいけない使い方の両方を正しく教えて、体験させることが、いちばん確実な、危険との正しい向き合い方になると思います。
最後の一つは、サバメシが家庭の防災を見直すきっかけになってくれることです。家庭の防災の最終目標は、「各自が自分の命を守ること」、言ってしまえば、「災害で死なないこと」、これに尽きるといえます。
たとえば危険な家具の配置をしていたり、緊急時の家族の連絡手段を決めていなかったり、最寄の指定避難場所を知らなかったり、あるいは町内会の夏祭りに参加する、というのも実は地域の防災につながっていきます。・・・こんな、今すぐできる防災活動は、実はたくさんありますので、サバメシを炊きながら、あー、うちの備えってどうなってたかなーと思いを馳せていただければ、サバメシの目的は、もはや達成したといえますね。
■□■サバメシから、ひとり、ひとり、の防災を■□■
このように、サバメシを炊く目的は、単にご飯を炊くことではありません。「サバメシを機に、家族で、おうちの防災について考えてもらう事」なのです。
地域全体で災害の被害を減らそうとするならば、国や自治体の対策だけではなく、自助「自分で自分の身を守ろう」と共助「困ったときは助け合おう」の力、つまり「おうちの防災力」を高める事がとても効果的です。例えば、今まさに倒れてくる家具から身を守るために、国が何かをしてくれることはありませんよね。
災害による死傷者の多くは、家庭における防災を実践していれば命を守れたであろうことが、多くの実例から明らかになっています。命を守るという意味でいえば、日ごろの自分自身の対策にまずは一番重点を置くべきです。
このように、サバメシを通して一人一人ができる防災を語りかけ、地域を構成する私たち個人レベルの防災意識を少しでも高めることが、しいては地域や社会の防災力を強くすることに繋がっていくのではないかと考えています。
国際サバメシ研究会 内山庄一郎
【プロフィール】
本業は土砂災害(地すべり)の研究者。
2004年新潟県中越地震、2005年10月パキスタン地震、2008年5月四川大地震などの現地調査や、これらの山崩れ・地すべりの発生状況の地図を作ったりしています。茨城県つくば市の独立行政法人・防災科学技術研究所に所属
趣味は園芸。1アールの畑を若干持て余しつつ、朝の日課は雑草取り。
サバメシのお問い合わせ、サバメシイベントのご依頼、家庭の防災に関する講師・講演、ご取材のお問い合わせなどの連絡先はこちらです。
※メールをお送りいただく際は、都道府県・市区町村名とフルネーム、ご所属(またはご職業)をお書き添えください。
お送りいただいた個人情報は返信にのみ利用し、第三者が閲覧・利用することは決してありません